出版物を作成するときの「トリムマーク」の意味
自分でパソコン教室を始めた時から、広告も自分で作るようにしました。
理由は、「Illustratorを持っていたから」という単純な理由。
(当時はMAC版ですが、今は授業にも使うのでWindows版を使ってます。)
自分で作ったデータを送付すれば、それをもとにチラシなどを作ってくれる会社は多いです。
データを作るときに「トリムマーク」を入れます。
印刷のずれを考慮してデータを作成するためのマークです。
こんなマークです。
なんとなく必要な理由は分かるのですが、はっきりとはわかっていませんでした。
一般人の常識では、普通、紙に印刷するときは、
A4とかB5とか大きさが決まっている紙に印刷します。
なので、広告の印刷などをする場合もそうだと思っていたのですが・・・。
印刷会社では、大きめの紙に印刷しておいて、外側を裁断するのです。
その時に多少のずれが生じるのでトリムマークで余裕を見込むのです。
「化粧断ち」や「化粧断裁」と呼ばれるようです。
このような処理をするときの基準として「トリムマーク」が重要なんだそうです。
「いや、なるほど」と納得しました。
業界には、業界人にしかわからないことがあるんですね。
それとも、私が知らなすぎるだけ?