XPパソコンを組み立てることになりました。2011年6月 その1準備

今回もハードウェアの話です。

シリーズなのでしばらく続きます。飽きずに見てやってください。

Office2003が使えるパソコンが欲しい!
身内の者に言われました。
デスクトップで良ければ、パーツは在るので組み立てることにしました。
せっかくなので、簡単に組み立ての流れを記事にしてみます。

パソコンの組み立ては、プラモデルを組み立てるのに似ていると思います。

パーツを揃えて、順番に付けていくのです。

まずはパーツ集めです
新しく組み立てる場合は、パーツ同士の規格が合っているか、突起物などでパーツがぶつからないかなどを考えながら選択していきます。

規格は、2~3年も経てば変わっていますので、以前のパーツを流用したい場合などは注意が必要です。

1度に全部揃えるのであれば、店員さんに聞くなり、自作パソコンの本を参考にすれば良いでしょう。

今回は、昔から使っているパーツばかりなので、特に考えずに選びました。
パソコンを作る時に必要なパーツは、

・CPU (パソコンの頭脳)
・CPUファン (頭を冷やす風)
・マザーボード (色んなパーツを取付ける基礎)
・メモリ (作業するための空間。データを一時的に貯めておく場所)
・ハードディスク (データを入れておく倉庫)
・グラフィックカード (画面に表示できるようにデータを変換する)
・光学ドライブ (CDやDVDを使う)

・ケース (部品を入れる箱。外側です)

・ケースファン(ケース内部を冷やす風)

・電源 (電気がないと動きません)
・液晶モニター
などになります。使用するパーツによって多少異なります。

まずはマザーボード。

いろんなパーツを取り付けられます。

今回使うのは、MSIというメーカーの645Ultraです。2002年の製品です。

CPUは2003年ごろの製品です。

Celeron 2.5GHz Northwood FSB400 です。

マザーボードは、それぞれ外側に出ているコネクタの形状が違うので、ケースにはめるときにそれぞれのマザーボード用のコネクターパネルというものが付属します。
銀色のパネルです。マザーボードのコネクタの形に合わせて切り抜いてあります。

これは、CPUファンです。

CPUは電気が流れるとかなりの熱を発します。冷やさないでいると、ほんの数秒でパソコンは停まります。

そうならないために、このファンを使ってCPUの熱を逃がします。

これは、VAIOのデスクトップ(PCV-RZ60)についていたものを流用しました。

裏に書いてある製造年月は2002年8月です。いや、よく持ってますね。

CPUとCPUファンの間に隙間があると、効率的に熱を逃がすことが出来ません。
そうなると、パソコンが停まります。
それを防ぐために、シリコングリスというものを間に塗って熱の伝わりを良くします。
熱伝導率(熱の伝わりの良さ)はグリスによって違います。
でも、値段が高いから良いというものではないので、私はいつも安めのを使っています。

次は、メモリです。ここに作業中のデータが貯まります。電源を切るときれいさっぱりなくなります。

一時的なデータ保管の場所です。

今回は手元にあるもののうち、PC3200 256MB×3枚を使用します。(Hynix製)

これは、いつごろの製品だろう。

(マザーボードはPC3200対応ではないんですが、手元にあったので・・・)



こちらは、グラフィックカードです。

マザーボードからの信号を、画面に表示できるように変換します。

Sapphire X1650Pro 512MB DDR2 の AGP モデルです。2006年ごろの製品です。

ちなみに、青いコネクタはアナログ出力用、白いコネクタはデジタル出力用になります。

ハードディスクです。パソコンのデータを記憶しておく倉庫のようなものです。

これが壊れると、すべてのデータがなくなります。ウィンドウズも起動しなくなります。

Seagate の Barracuda 7200rpm 80GB モデルです。たぶんこれも2002年の製品。
(ハードディスクは回転数もあります。「7200rpm」は1分間に7200回転するということです。

ノート用は5400rpmが多いです。デスクトップ用は10,000rpmもかなり使われるようになってきました。)

DVDドライブです。

今となっては珍しい、DVD+RW/+Rモデルです。

RICHO の MP5240A というモデルです。2004年ごろの製品です。



マザーボードが古いので、LANコネクタがついていません。

ですので、今回はLANボードも取り付けます。
(インターネットに接続するのに必要です。無線LANにするかもしれませんが・・・)

USBの規格も、マザーボードは1.1ですので、USB2.0カードを取り付けます。

こちらは、IEEE1394×2 と USB2.0×3 のカードです。

Buffalo の IFC-PCI7IU2 です。2003年ごろの製品です。
USBは1.1と2.0では速度がかなり違います。

最近では、USB3.0という規格も使われ始めています。
(今年の春過ぎのパソコンからは、ほとんど標準装備されていた気が・・・)



とりあえず、これらのパーツを使って組み立てていきます。

続きは、次回。

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